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本日はポルトガルでございました。
2016/09/10
奇跡の「すぐにご報告!」です。
本日のマリアージュ会はポルトガルをテーマにいたしました。
海産物に恵まれた土地柄、魚介類をよく食するようです。
まずはタコのトマト煮。リゾットも定番のようですが、前菜なので少し軽め?に。
茹でても柔らかいタコを食べたのは初めてでした。スパークリングワインのドライ過ぎずほのかな微かなフル―ティーな甘さが、トマトソースとタコに合っていたように思います。
Fita Azul Celebration Reserva Seco NV フィタ・アズール
品種:ゴウベイオ、マルヴァジア・フィナ、コデガ、アリント 瓶内二次発酵
お次は鰯の塩焼き。日本同様、ポルトガルでもポピュラーな食事のひとつのようですが、日本と違うのはハーブを使ったり(今日はお腹の中にオレガノとガーリックを詰めました)オリーブオイルを使用する点です。これで、ワインとの相性が抜群。
柑橘系の香りと豊かなミネラル感。旨みたっぷり。アルバリーニョ、最高です。
この組み合わせで、リヤカー引いて屋台を始めたら大儲けできるのではないかというビジネスプランが頭をよぎりました。
Soalheiroソアリェイロ2014 品種:アルバリーニョ
メインデイッシュはス・ペ・ア・リ・ブの赤ワイン煮。
プラムの赤ワイン煮を添えてあります。
結構ボリュームがあり、みなさまゴールまで辿り着けるか心配でした。
Côtto Red 2013 品種:ティンタロリス(テンプラニーリョ)、トウリガナショナル、トウリガフランセーザ
しなやかなタンニンが、少しワイルドなメインによく合っていました。焼き目の香ばしさとワインのスパイシーさ、プラムのフルーティ―さとワインもばっちしでした。
ポルトガルのデザートと言えば、カステラの原型とも言われているパンデローが有名ですが、今回はマデイラワインに合わせたつもりで・・・オレンジを利かせたババとチョコレートムースをご用意いたしました。
ババは「ババ・オ・ラム」というように、通常はラム酒&シロップに浸すのですが、今日はコアントローにしてみました。ラムほど強くなく、程よい感じだったかなと思います。(もしかして皆さまはもっと!と思っていたりして)チョコレートムースにはグランマニエを。当初、ババにはカスタードクリームを添える予定をしておりましたが、メインがボリュームたっぷり、ガッツリ!でしたので、急きょアイスクリームに変更、シナモンのアイスを添えました。(写真を撮り忘れてしまい、申し訳ございません)
マデイラワインはBlandy’sのMalmsey5年を。Blandy’sの代表であるクリスさんは、今年サン.ヴァンサンにお越し頂きました。
マデイラワインと一口に申し上げましても、味わいは辛口から甘口まで多様です。ご用意したMaimseyマルムジーはリッチな甘さで、ブルーチーズとも相性が良さそうです。
久しぶりのポルトガル・マリアージュ。様々な発見があり、とても勉強になりました。
こうしてマリアージュ会を重ねると、こんな私でも一応知識が増え、資格試験の過去問を解いていても、そこだけはすらすらと解けました。(でも、今年は全く出ず)
来月10月は 8日 第2土曜日、12時より。
来月も皆さまのお越しをお待ちいたしております!
池宮城