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月間アーカイブ:2012年01月

CHATEAU LAFITE ROTHSCHILD 1982'

2012/01/16

先日、ラフィットの1982年をサーヴィスする機会に恵まれ、新里がデキャンタして飲みました。

抜栓してすぐにも美味しくいただけましたが、1時間後2時間後もまだまだ十分に力を残し、ビックリです。。。

ルイ15世そして、ポンパドール夫人に愛飲されたこのワイン

5大シャトーの中では、最も繊細で優美なワインと言われていますが、カベルネ・ソーヴィニヨンの比率が高く

飲み頃になるまで時間のかかる長期熟成型のワインであるとも言われています。

30年を経た今でも快活なニュアンスがありながら、

それでも、柔らかさや繊細さが最後まで上品にタンニンのしなやかさとともに感じられる味わいでした。

エレガントなブーケと豊かなボディを持った"比類ない"ワイン。 

シルクのようなきめ細かさ、エレガントな芳香、酸味とコクの結びついたバランスの良さは

理想の赤ワインがそなえているすべての条件をくまなく発揮させています。

まさにそういう言葉がピッタリと当てはまるワインでした。パーカーが100点満点をつけた理由が分かります。

2030年まで楽しめるとありますが、もう1度その頃いただくチャンスがあるといいなー。。。

今回こんな素晴らしい世紀のビンテージのラフィットを味わい とても、幸せな時間でした。

お客様とこのワインに心から感謝いたします。heart


今日のマリアージュ!

2012/01/14

今日のテーマは、ブルゴーニュです。

 最初に、お魚のクネル。魚のすり身を丁寧に漉してなめらかなムースと手間をかけたソースでいただきます。

ブルゴーニュの古典料理です。

ソースはナンチュアではなくアメリケーヌで代用。

合わせたワインは、

Pouilly  Fuisse Vieilles  Vignes  2009 (D,Corsin)

とても、クリーンな味わいで上品な樽のニュアンス、スッキリとした酸味とのバランスが非常に素晴らしかった。

少し高めの温度でサーヴィス。ふくよかさも持ち合わせており料理との相性もバッチリでした。

 2品目は、これもブルゴーニュのポピュラーな料理で、ソムリエのテキストに載っていながら、ほとんど食べたことが

ないであろう1品です。ポーチドエッグ・赤ワインソース仕立て!

トロリと流れ出る卵の黄身と白身の食感のバランス。そこに少し上品な赤ワインソースをからめて食べます。

『美味しかった。』と皆さま喜んでいました。

このお料理には、少し熟成の入った柔らかな赤ワイン。

Cote  de  Beaune  Villages  2007 (Joseph  drouhin)

『エレガンス』 『バランス』を信条としたワイン造りでこのワインもまさにそういう味わいです。

この落とし卵と赤ワインソースにピッタリとはまっていました。

 3品目はこれもとても、ポピュラーな1品。雄鶏の赤ワイン煮(コック・オー・ヴァン)

テキストどおりに合わせるワインは、

Gevrey  Chambertin  Bio  Certifie  2008  (frederic  Magnien)

ネゴシアンでありながら契約した畑を自分たちで耕作する完全ビオ。樽熟期間は短く10~14ヶ月。

こちらも大変バランス良く、酸味・コク・余韻がほど良くお料理の赤ワインのソースと相乗効果大でした。

デザートは、シャブリを使ってクレーム・ランベルセ(シャブリ風味のプリン)とアメリカンチェリーのクラフティ

撮影用のプリンを崩してしまいこの写真になってしまいました。(ショック)

オレンジやレモンの皮そしてシャブリを使ってプリンを造るのですが、オレンジとレモンの爽やかさとワインの酸味

そして、キャラメルの芳ばしい甘さが非常にバランス良く大変評判が良かった。アメリカンチェリーのクラフティと

マールで大人のデザートタイムでした。是非このプリン挑戦してみて下さい。おすすめですよ!

今日のワインとマールです。

今回は一般の方の参加も多くて、全部で20名様 満席でした。

楽しくワインと料理・皆さまのおしゃべりと感想を聞いて、次回のテーマを思案中・・・

特に今日のテキストに載っていながら食べたことのない料理は、認定試験を受ける方には勉強になったと思います。

また、来月(2月4日土曜日)お楽しみに。。。


マリアージュの会!

2012/01/11

毎月、第2土曜日(2月は連休なので第一土曜日)のお昼には、ワインと料理のマリアージュの会を企画しています。

12:00~14:00ごろまでです。 会費は¥5,500

テーマは当日までナイショです。

だいたい4種類のワインとそれに合わせたお料理4品。ワインを先にサーヴィスしてそれぞれブラインドで

楽しんだ後、銘柄を伝えてお料理をおだしします。

基本的には、その地方の伝統的なお料理と産地のワイン または、ソムリエのテキストに出てくる組み合わせです。

もちろん例外もいろいろ、ありですが。。。

 約2時間楽しく美味しく学んで(?)お帰りになります。

ソムリエやアドバイザー&エキスパートの認定試験を目指す方たちには、大変喜ばれます。

もちろん、純粋に料理とワインを楽しまれている方もいらっしぃますが。

うちの松田シェフもフランス料理だけじゃなく、イタリアやスペイン・オーストリア・ニュージーランドなど

さまざまな国の代表的なまたは食材を使って奮闘しています。

興味のある方是非楽しんでみませんか?

といっても限定16名さまです。(今月は残り5席です)締切は金曜日の午後!

予約制ですのでお電話お願い致しますね。

098-862-2240 平瀬または新里まで!


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