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昨夜は、イタリア料理とワインのマリアージュでした。

第2土曜日のお昼のマリアージュとは別に、3ヶ月に1度のスペシャルです。

まずは、

Franciacorta  Cuvee  Brut   (Vellavista) でスタート

お料理は

水茄子とルーコラ、フルーツ・トマト、生ハムのサラダ仕立て

パルメジャーノをたっぷりと使いバルサミコとマヨネーズ風味のドレッシング

旬の水茄子を使って仕上げましたが、ルーコラやフルーツトマトと生ハムとの相性も良くて

爽やかな幕開けでした。

2番目のワインは

Gavi  del  Comune  di  Gavi  2011   (Villa  Sparina)

イカスミのリゾットに白いかのゲそをソテーして添えました。お口が大変ですが、皆さまご満悦！

そして、もう1品

1. フォンティナ　Fontina DOP

産地：ヴァッレ・ダオスタ州　　Fromagerie Haut Val d’Ayas

乳種：牛乳（ペッツアータ・ロッサ・ヴァッレダオスターナ種、カスターナ種）

で和えたペンネです。

このチーズは、フランス鑑評騎士の資格を持つチーズが大好きで大好きでやまない國場百合子様が

先週ィタリアから持ち帰ってきた貴重なチーズです。（写真の写りが悪く申し訳ありません）

本当に甘いミルクの味が品よく、カリカリのベーコンとブラックペッパーがほどよくきいて

美味！どちらのお料理にもＧＯＯＤな相性です。

4皿目に

本部牛のサーロインのローストとフィレ肉のかぶりの部分を赤ワイン煮にしたものとの盛り合わせ。

合わせるワインがバローロなので煮込のワインもバローロです。

カーヴ・ド・チネンさまが煮込に使うと知ってなんと少し安く提供してくださいました。（＾０＾）　感謝です。

合わせたワインは

Barolo   2004   (Pio  Cesare)　サーロインもモチロンですが、なんといってもバローロで煮込んだお肉は絶賛でした。

デザートの前に

國場様が持ち帰っていただいたチーズ３種類のお皿

1. フォンティナ　Fontina DOP

　　産地：ヴァッレ・ダオスタ州　　Fromagerie Haut Val d’Ayas

　　乳種：牛乳（ペッツアータ・ロッサ・ヴァッレダオスターナ種、カスターナ種）

　　特徴：　急峻な山でも登れるよう何世紀にもわたって品種改良した牛のミルクは　草の匂いがする。

　　　　　　　他の品種に比べ乳量は少ないが味が濃い。特に6月のチーズは香り高い。とろけるような食感を目指している。

       2.  ソーラSola 

　　産地：ピエモンテ州ランゲ丘陵  Cascina  RAFLAZZ

　　乳種：羊乳（ランゲ種）

　　特徴：　靴底という名前のこのチーズは昨年7月に仕込んだもので約1年の熟成。

　　　　　　　羊乳の甘い香り酸味、熟成した旨味のバランスがよい。

 

      3. グランペコリーノGran Pecorino

　　産地：サルデーニャ島   Pinna  Vendita Formaggi

　　乳種：羊乳（サルデーニャ在来種）

　　特徴：ピンナ社の工房はペコリーノ（羊乳）、カープラ（山羊乳）を製造。

　　　　　11月から翌年の9月まで搾乳。9月から11月は草がないので搾乳しない。

　　　　　18カ月熟成のこのチーズはフルーティーな香りとアミノ酸の結晶が心地よい

　　　　　食感を伴う。鰹節のような旨味の塊。　　熟成は最低3カ月、4～5カ月の中熟が甘くおすすめ。

以上のチーズを國場様の解説付きで楽しみました。とても美味しくて皆さま大喜びです。

最後に

濃厚ティラミス・アメリカンチェリーのコンポート添え

Brachetto  d'Aqui  2010   (Ca  dei  Mandorli)

マスカルポーネのチーズをたっぷり使い、カルーアやダークラム・エスプレッソ・コーヒーを濃く入れて

大人の味のティラミスに仕上げ、アメリカンチェリーをコンポートして添えるとこのブラケット・ダックィが美味しくて美味しくて。。。

なかなかこのワインを飲むチャンスがないでしょうからソムリエ試験を受験するみんなも大喜びでした。

プティ・フールがわりに國場様がサルデニア島から持ち帰った栗の粉で焼いたお菓子

カスタニャッチョ（栗の粉にドライフルーツやナッツ・ローズマリーを使った焼き菓子）

をお出しして終了です。

アッ　そうそう最後にみんなもビックリなワイン

カリフォルニアのZinfandeldel   なのですが、なんとアルコール度数が16．7％もある 　『TURLEY  2002 』 すごい。。。

今年ソムリエの資格を受験する某氏の差し入れです。彼はアメリカに住んでいたころこのワインが最後のしめだったようです。

今日のお昼に入荷したばかりのサマートリュフのパスタを提供しました。

久し振りに美味しいパスタで感激していましたよ。また来週も食べにくる。。。なんておっしゃっておりました。

皆さまもぜひ召し上がってください。

取り急ぎ少しだけ写真にとりました。（シェフがトリュフをスライスしているのを横からパチリ）

本当に絶品でした。　幸せを感じる一品です。

できればご予約いただいたほうが確実に召し上がれますよ！

そして、今日はデザートのスペシャルなものを。。。

完熟したマスクメロンに10年熟成させたポートワインをたっぷりそそいで。。。

召し上がります。　こちらもなんて贅沢な１品でしょうか？

病みつきになりますよ！

今日は南フランスのワインと料理です。

ワインは全て信頼する横浜君嶋屋さまからのもので、どれも本当に素晴らしかった！

最初に

イワシのニース風サラダ　（イワシをマリネしてジャガイモ・トマト・ゆで卵・オリーヴ・ケッパー・アンチョビ・

グレープフルーツなど。。。）

La  Croix  du  Prieur  Rose   2012   (Famille  Sumeire  )

プロヴァンスのロゼです。グルナッシュ、サンソー、カリニャン、シラーのブレンドです。

カラ―としてはほのかにピンク色、フレッシュなベリーの香りが心地よく感じられ爽やかでスッキリしたワインです。

イワシのマリネに僅かにフランボワーズ・ビネガーを使っていて、とても美味しかった。ステキなサラダでしたよ！

ワインとピッタリ合っていてぐいぐいワインがいけそうで、良かった。

２皿目

貝類とトマトのスープ仕立て・サフランをきかせて。。。

ハマグリとアサリのおだしがとても良くサフランの風味も良くてヌチグスイ。。。

ワインはコルシカ島のヴェルメンティーノ100％のワインです。

Corse  Calvi  Cuvee   Vignola  Blanc   2011   (Domaine  renucci )

白いお花や爽やかなフルーツのニュアンス・ミネラルたっぷりの味わい。。。

これも、大変美味しいと笑みがこぼれていました。

３皿目

仔羊のロースト・ラタトゥイユ・タプナード添え

La  Croix  du  Prieur  Rouge  2009  (Famille  Sumeire )

この果実味たっぷりの赤ワインと黒こしょうを多めにタプナードをつけて食べる仔羊が本当に美味かった。

かなり・かなりです。

最後に

オレンジのタルト、グレープフルーツの砂糖漬け、マスカット添えです。

Muscato  du  Cap  Corse   2010と合わせてみました。　　ミュスカ100％の甘口ワインです。

オレンジのタルトを食べてこのワインを一口・・・タルトのオレンジの風味がさらに引き出されて、美味ですよ！

是非おためし下さい。。。

今日のワインです。